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2020/04/04 00:57 |
【不定期連載・アルコール依存症とわたし】飲んでもいいのか
過去の記事
http://simonomi.blog.shinobi.jp/Category/8/


◆連続飲酒

依存症の連続飲酒っていうのは,アルコール依存の人に良く見られる事例で,一度飲み始めると止まらなくてガーっと飲んで,数時間意識を失って,起きたらまた飲んで,また意識を失って・・・っていう状態を続けてしまうこと.こうなると,仕事に行けなくなったりして社会生活に大きな支障が出る.4リットル入りの大五郎なんかは,こういう人御用達なんだと思う.4リットルならなかなか切らすこともないから.

ここまで進んで無くても,朝,身体が震えたり緊張するからつい一杯飲んでから出社してしまうOLさんとか,会社の机にウイスキーが隠れてて4時過ぎるとちょろちょろ舐めてしまうお父さんなんかは,立派に連続飲酒手前になってると思うので注意が必要.

よく,アル中を描写するときに朝から酒の匂いがする人っていうのはこの状態になっている人なんだろう.

◆アルコール依存症は治るのか?

残念ながら,アルコール依存症に一度なってしまったら治ることはなく,一度形成された身体依存を元の状態に戻すことはできないそうだ.だから,半年禁酒したから,酒を適量でやめられる体になった,っていう事例はあんまりなくて,半年依存したあとでも,2杯のビールを飲めばまた元のように大量な飲酒をいつでも開始することができる.開始することができるというより,2杯のビールを飲めばそれでやめられるわけもなく,多分そっから一晩でも飲み続けてしまうでしょう.

そして,アルコール依存症は進行性のビョーキなので,飲めば飲むだけ進むもので,禁酒によって後退することはない.半年なり一年なり禁酒してもその後また飲み始めてしまえばそっから症状はさらに進んでゆく.だから,何年禁酒したから綺麗な身体になったっていうことは無い.その間依存症の進行が止まっていた,っていうだけのこと.

◆依存症を認識したのに酒を飲むのはアリなのか.

一般的に依存症になってしまったら一生禁酒する,っていうのが決まり.病院でも自助グループでもそう言われる.例えば虫の幻覚を見てしまった人が虫を見ないようにするには飲まない以外に方法は無いし,酒乱で家族やお友達に暴力を振るうような癖のある人が,二度と暴力を振るわないようにするには飲むべきではない.私の場合は基本的に飲まないんだけれど,今のところ離脱症状は発狂するほど怖いものではなくて,そう理解しておけば十分受け入れることができる程度なので,来るべき離脱症状を想定して,進行する依存症の程度を覚悟して適量飲むっていうところで落ち着いていると思う.

◆多くの,飲んじゃいけない人っていうのは,上の連続飲酒の状態になって社会生活が送れなくなった人,もしくは酒乱傾向があって暴れて物を壊したり他人に危害を加える人,離脱症状の憂鬱から自殺しようとする人,離脱症状の恐ろしさから発狂寸前になる,または発狂してしまう人,など,大きなくくりで言うと社会生活が送れなくなった人で,そういう人たちは暫く病院に入院することにもなる.じゃあ,そこまで行ってない軽度の人なら依存症を自覚しながらでも飲んでいいのか,っていう問題があるんだけど,飲み続ければ遠くない未来に上のいずれかの状態に進行してゆくことは明らかなので,できるだけアルコール依存の進行を遅くする,止める,っていう努力が必要なんだと思う.三日間禁酒した,みたいなことを言う人がいるけれど,それは三日分身体が綺麗になったってことではなくて,三日間進行が止まった,と考える.
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2009/02/01 07:55 | Comments(0) | TrackBack(0) | アルコール依存症を考える

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