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2020/05/26 07:11 |
すぐ脱ぐ人々
ワタシの大好きな,日本最古のカラー映画「カルメン故郷へ帰る」のなかに,こんな台詞がある.「牛や馬じゃあるめぇし,人様の前で裸になるこたぁねぇのに」.だいたいのあらすじを説明すると,子供の頃に牛に頭を蹴られてからちょっとおつむの弱い浅間山出身のおキミちゃんは,脱ぐことは芸術なんだ!って信じて東京でストリッパーをやってる.で,里帰りしてもどうしたって派手な服装が注目されるし,ムラの田舎モノとは折り合いが悪くて,「じゃあ,アタイら一発,舞台をやっちまおう!」って,友達のアケミと一緒に山の麓の即席ステージでストリップをやることになる.それを知った,牛飼いをやってるおキミちゃんのお父さんは泣きながら,上記の台詞を口にするのだ.

この映画,何度見ても笑えるし,泣いちゃうし,木下恵介監督の人情がつまったいい映画なので,是非見て欲しい.

・・・って書いちゃうとブログが終わってしまうので,今日のテーマは,すぐ脱ぐ人々のことだ.今,インターネットの時代になって,10代のお子様達でもブログを書いたりできるようになった.しかも,彼らの殆どは彼氏がいたりして,デートの報告なんかをしている.もう,どうなってんの?って感じだ.ワタシから見ると,ブログを書いてるって言っても,結局何にも言ってないことが多いし,ただの文字の羅列みたいに見えてしまうので,高校生ブログなどは読まないんだけど,気になるのは,裸の写真をまめにアップする人たちだ.多分「人気ブログランキング」みたいなもので,少しでも上位に,っていう魂胆があって,裸の写真をUPすれば,アクセス数も増えて,っていう構図は容易に想像できる.

誰しも,自分が注目されたいっていう欲求を持っているし,その欲求が花ひらくことで,Professionを得たり,名声を得たりするものなんだろう.ただ,アクセス数を増やすっていう目的はどうなんだろう.アクセス数が50万60万になったらそんなに嬉しいか?もしくは,人気ブログランキングで1位になれたらそんなにいい事あるんだっけ?

多分,いい事なんてまるで無いと思う.ネットアイドル気取りで自己満足できる,っていうだけで,それ以上でも以下でもないね.それが,本当にヒトを魅了する文章や誰が読んでも愉快なコンテンツで,ランキング1位になったなら自分の才能を客観的に認められたっていう価値はあるんだろうけど.現に,ランキングを見てみれば,きちんとした文章のコンテンツのサイトが上位になっているだろう.どうせ自分の身体を売り物にするのなら,売り専で働けばいいのに・・・って思ったけど未成年だと違法になるのか..危ない.

ワタシが嫌だな,って思うのは,その安易な発想だ.自分がパンツ一丁になれば,人様の注目を得ることができる,っていう安易な回路が10代のうちから身についてしまうと,大人になったときにただの頭のおかしい大人になる.10代の頃って,未熟で,誰の注目も集められない,っていう苦悩があって,それを糧に20代,30代って努力していくのが大多数のヒトなんだから,そういう安易な回路を作らないほうがいいと思う.

例えば,マドンナとか飯島愛とか,脱いだ人々はたくさん居るんだけど,彼女たちが脱いだのは,当然それに対する対価が支払われるってことと,将来的にショウビジネスで成功したい,っていう「目的」があったからだ.べつに「脱いで注目を浴びる」ことが目的ではなくて,注目を浴びてからやりたいことがあったから脱ぐ,っていうのは方法としてアリなのだ.でも,最終目的が「お金」でもなく「成功」でもなく,ただ「注目を浴びる」っていうところだと,浅はかすぎるってもんだ.

で,冒頭のおキミちゃんのお父さんの台詞のように,人前で裸になるなんて,牛や馬と同様の頭の軽い行動だし,高卒で粗末なノーミソのワタシにだって片手でできることだ.ほら.


ほらほら.勃起するか!オラ.


でも,こんなことをしたって,アクセス数が10くらい増えたからって,自分の気持ちは満たされないし,幸せにはならないし,人生の糧にはならない.だから,大して綺麗でもない裸を見せてご満悦のお子さん達は,そういうことは今スグやめて,もっと「注目されない苦悩」をちゃんと味わったほうがいい,って思うのだたー.
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2009/02/15 12:40 | Comments(0) | TrackBack(0) | 愉快なゲイライフ

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