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2024/04/20 00:18 |
危機的状況を語ります
かつてワタクシがまだ痩せっぽちの野良犬みたいな若造だったころに好きになるヒトっていえばお父さんとかお兄さんみたいに不完全な自分の存在を補完してくれるようなヒト達だった.今となっては,彼らが自分を補完してくれることなんて無いっていうことを判ってるんだけど,当時はね,特に背中が広いヒトとか,背伸びしても目線が顎あたりまでしか届かないような大きな兄貴とかが大好きだった.

いつしか自分がおっきくなっちゃって(態度が),子供の一人や二人いてもおかしくないような確かなおっさんになった頃に,好きになる男子といえばかつての自分のような頼りない捨てられた子犬みたいな男の子ばっかりになった.お父さんとかお兄さんみたいに心細い男子の傍に居たい,っていう気持ちが強くて,それっていうのは対象への愛情ではなくて自分を満たす行為なのかもしれない.




ええと,就業後に赤坂見附の街を歩いてて,すれ違う青年達は皆美しかった.最近の青年ってなんで整ってるんだろう?すれ違う19歳から29歳の誰もがタイプど真ん中って感じで.

普段は「ワタクシも他人の長所を見つけるのが上手くなっていい具合の歳を取ったのう」なんて思ってご満悦なワタクシなんですが今日はちょっとさすがにそれはヤバイんじゃないかって思いました.

だって,100人居て100人が射程範囲内っていうのはさ,裏を返せば誰の長所も見つけてないってことじゃない??

100人いて2,3人を好きになれるのならば,その2,3人の長所をちゃんと判ってるってことだ.でも100人いて100人を好きっていうことは,100人の長所を見つける努力を怠ってる,もしくはその能力を失っている,っていう風に考えられて,それはそれで危機的状況である.

よく映画の台詞なんかで「誰にも優しいっていうことは,誰にも優しくないってことなのよ?」ってあるけど,それってこの状況のことを言ってるんですね.初めて理解しました.この分だと恋愛なんて,しようにもできないよね.誰でも好きなヒトを好きになってくれるヒトがいるとは思えないし,そんなわけ判らないヒトは若い頃の自分でも願い下げ..

恋を休みすぎたせいかもしれない.これは.どう考えてもリハビリが必要だなぁ.

先ずは,ちゃんと長所を見つける努力を始めることかな?


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Anita Baker "No One In The World"





↑思ったんだけど,今どきCD買うヒトなんて居ないよね,みんなiTmsでしょ?
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2009/06/19 21:10 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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