昨日は酔っ払って典型的な駄目エントリを放流してしまいスミマセン.
ポリリポリリポリリ・・・・
私はクリスチャンではないんですが
(この台詞,前にも言った)
今日,ICレコーダーのメモリーをクリアし,一息つきました.
ブラックゴスペルっていうのは,黒人が奴隷としてアメリカに連れて行かれ,土着の信仰や言葉を奪われ,辛い労働をしている中で,Jesusに救いを求めて,口伝いのような形態で歌い継がれたものが原型です.
だから,ゴスペルを習うときに,普通の西洋音楽のように楽譜は無くて,先生が歌うのとかピアノでなぞる音をICレコーダーに録音して練習します.本番前には何時間もの録音が蓄積されて,2ギガのICレコーダーがいっぱいになるのですが.やっと本番を終えたので,ICレコーダーの録音をクリアしました.
土曜日の聖歌隊のお仕事についてそろそろOutputの時間がやってきたので,ちょっと書いときます.お昼から21時まで9時間歌いっぱなしですよ.どえりゃー大変ですから.
このコンサートは,全国津々浦々の教会のクワイヤが集結し,数百人の巨大クワイヤを結成して,何人かの宣教師の方がリーダーとなり賛美歌(ブラックゴスペル)を歌う,っていう有りがたい催しものです.ワタシは初めて参加しました.
さて,上で書いたように趣味のゴスペルという域を大きく超えた,非常に宗教色の強いイベントである,っていうことは事前に幾人かのメンバーからもInputされており,私はちょっと戦々恐々としておりました.
「もしかして,非クリスチャン狩りがあって,磔にされて火あぶりにされるの??」
とか,
「スーパーパワーの伝道師が信仰の無いヒトを名指しして血祭りにあげられるの??」みたいな.
あぁ,怖い.もしそういう空気が感じられたら何も考えずに逃げよう,って思ってました.
でも,そんなことは当然なく,非常に愛に満ちた素晴らしいイベントだったことを記録しておきます.
歌う歌というのはイエスを賛美するゴリゴリのクリスチャンソングであり,(前のエントリ参照)
賛美すること,というのが命題でもあるのですが,開催前のオールメンバーのミーティングにおいて「ゴスペルを歌う私たちに神の愛が感じられます,その喜びを皆で分かち合おう!」という宣言がありました.
その時点で宗教アレルギーの人にはちょっと身体が痒くなってしまうかもしれないんだけど,
ステージが開幕して,お客さんの前で歌い始めて,周りの知らないクワイヤのメンバー達と声を合わせて歌ってるうちに私も"トランス状態"っていうか,不思議な気分になってきた.
っていう歌を歌いながら,私はこれまでの人生でしてきたいろんな悪いことや恥ずかしいこと,間違ったことを思い出していました.それはまるで,普段閉じ込めていた扉を開け放ったときのように噴出してきて,思わず涙が出てしまったんだよね.ノンクリスチャンのワタシでさえそうなのだから,クリスチャンのヒトはどれだけの体験をしたことだろう.
*sin1[ sn ]
[名]
1 [U][C](道徳・宗教上の)罪, 罪悪, 罪業
・ sin against the Holy Ghost
聖霊に対する冒涜(ぼうとく)の罪〈《聖》マタイ書12:31-2〉
・ commit a sin
罪を犯す.
まさにこのSin,イエスが理解してくれるというSinがよくわかりました.
たまに,ゴスペルを歌ううちにキリスト教に入信してしまうヒトもいるんだけど,あの気持はわかるわ.ただ,遠藤周作も作品で指摘するようにキリストに帰依してもやっぱり葛藤が残るもので,それが全ての解決になるなんて思いもしないけど.
コンサートが終わり,周りのシンガー達とおつかれの握手をして,記念撮影をして別れましたが,名前も知らないあのヒト達,あの感じを共有したヒト達は今日も日本のどこかで歌っていることでしょう.
Spice Up,人生にちょっとした刺激を与えてくれた一日でした.
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↓
今日のミュージック
Jesus - My Life is in Your Hands
ポリリポリリポリリ・・・・
私はクリスチャンではないんですが
(この台詞,前にも言った)
今日,ICレコーダーのメモリーをクリアし,一息つきました.
ブラックゴスペルっていうのは,黒人が奴隷としてアメリカに連れて行かれ,土着の信仰や言葉を奪われ,辛い労働をしている中で,Jesusに救いを求めて,口伝いのような形態で歌い継がれたものが原型です.
だから,ゴスペルを習うときに,普通の西洋音楽のように楽譜は無くて,先生が歌うのとかピアノでなぞる音をICレコーダーに録音して練習します.本番前には何時間もの録音が蓄積されて,2ギガのICレコーダーがいっぱいになるのですが.やっと本番を終えたので,ICレコーダーの録音をクリアしました.
土曜日の聖歌隊のお仕事についてそろそろOutputの時間がやってきたので,ちょっと書いときます.お昼から21時まで9時間歌いっぱなしですよ.どえりゃー大変ですから.
このコンサートは,全国津々浦々の教会のクワイヤが集結し,数百人の巨大クワイヤを結成して,何人かの宣教師の方がリーダーとなり賛美歌(ブラックゴスペル)を歌う,っていう有りがたい催しものです.ワタシは初めて参加しました.
さて,上で書いたように趣味のゴスペルという域を大きく超えた,非常に宗教色の強いイベントである,っていうことは事前に幾人かのメンバーからもInputされており,私はちょっと戦々恐々としておりました.
「もしかして,非クリスチャン狩りがあって,磔にされて火あぶりにされるの??」
とか,
「スーパーパワーの伝道師が信仰の無いヒトを名指しして血祭りにあげられるの??」みたいな.
あぁ,怖い.もしそういう空気が感じられたら何も考えずに逃げよう,って思ってました.
でも,そんなことは当然なく,非常に愛に満ちた素晴らしいイベントだったことを記録しておきます.
歌う歌というのはイエスを賛美するゴリゴリのクリスチャンソングであり,(前のエントリ参照)
賛美すること,というのが命題でもあるのですが,開催前のオールメンバーのミーティングにおいて「ゴスペルを歌う私たちに神の愛が感じられます,その喜びを皆で分かち合おう!」という宣言がありました.
その時点で宗教アレルギーの人にはちょっと身体が痒くなってしまうかもしれないんだけど,
ステージが開幕して,お客さんの前で歌い始めて,周りの知らないクワイヤのメンバー達と声を合わせて歌ってるうちに私も"トランス状態"っていうか,不思議な気分になってきた.
For there's a friend named Jesus,Who will wipe your tears away
And if your heart is broken, just lift your hands and say..
(そこにイエスという友達がいて,涙をぬぐってくれる
心が傷ついたならば,手を上げて歌おう)
And if your heart is broken, just lift your hands and say..
(そこにイエスという友達がいて,涙をぬぐってくれる
心が傷ついたならば,手を上げて歌おう)
っていう歌を歌いながら,私はこれまでの人生でしてきたいろんな悪いことや恥ずかしいこと,間違ったことを思い出していました.それはまるで,普段閉じ込めていた扉を開け放ったときのように噴出してきて,思わず涙が出てしまったんだよね.ノンクリスチャンのワタシでさえそうなのだから,クリスチャンのヒトはどれだけの体験をしたことだろう.
*sin1[ sn ]
[名]
1 [U][C](道徳・宗教上の)罪, 罪悪, 罪業
・ sin against the Holy Ghost
聖霊に対する冒涜(ぼうとく)の罪〈《聖》マタイ書12:31-2〉
・ commit a sin
罪を犯す.
まさにこのSin,イエスが理解してくれるというSinがよくわかりました.
たまに,ゴスペルを歌ううちにキリスト教に入信してしまうヒトもいるんだけど,あの気持はわかるわ.ただ,遠藤周作も作品で指摘するようにキリストに帰依してもやっぱり葛藤が残るもので,それが全ての解決になるなんて思いもしないけど.
コンサートが終わり,周りのシンガー達とおつかれの握手をして,記念撮影をして別れましたが,名前も知らないあのヒト達,あの感じを共有したヒト達は今日も日本のどこかで歌っていることでしょう.
Spice Up,人生にちょっとした刺激を与えてくれた一日でした.
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今日のミュージック
Jesus - My Life is in Your Hands
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